トイ・ストーリー4みたよ

【ネタバレあります、注意!】

トイ・ストーリー4を見ました。

ていうかもうかなり前に見たけど、全然消化出来てないし、あんまり考えないようにしている。

 

私はいつも映画を見たあと、スタッフ陣の制作秘話を漁ったり、いろんな人の意見とかを読んだりすることが多いのだけど、一切そういうことをしていない。

だからなんか賛否両論らしいということしか、知らない。私とトイストーリーの間に誰も介在させたくない。それくらい、私にとってトイストーリーは特別なのである。

 

4に対して賛否どっちと聞かれたら、答えられない。そんなに簡単なものじゃないのだ、トイストーリーは。

トイストーリーは私にとって映画ではない。思い入れが無限の彼方まで行くので、評価なんて客観的なことは出来ない。

とにかく子供の頃の私にとって、ウッディは最高の友達だった。そして、ウッディとバズが永遠の相棒同士であることは、私にとって揺るがない真実であったのである。

 

さて、トイストーリー4の話をしよう。

作らなくていいと思っていたトイストーリー3が結果的に最高傑作だったので、もう長編の続編は作って欲しくなかった。最高な状態で終わって欲しかった。

だから4の制作の第一報が入った時からずっと憂鬱だった。公開が近付くほどに心に鉛玉が少しずつ溜まっていくような気分を覚えていた。

 

それでも見ないわけには行かないので、重い足取りで1人で映画館に向かった。周囲がギュウギュウの席に座りたくなかったので、始まるギリギリにチケットを取った。

平日にも関わらず、かなり席は埋まっており、周囲に人がいない席を選ぶと、必然的に端の見にくい席になってしまった。紙兎ロペのポップコーンのCMを見ながら、帰りたくてしょうがない気持ちがどんどん強まっていくのを感じていた。

ひたすら募っていく映画への不安から、奇声をあげてしまうかもしれないとすら思い始めた頃、照明が落とされて映画が始まった。

 

蓋を開ければ、開始の時点でずっと泣いていた。その涙の理由が分からないくらい感情がゴッチャになっていたのだが、不安に思っていた種類の涙ではなかった。

 

泣きすぎて開始から数分の話の前後関係を覚えていない。

仲間を助けることを絶対にあきらめないウッディのウッディらしさ。アンディーと遊んだ大切な思い出。ボーとの悲しい別れ。最近ボニーからの扱いが不遇なことに対して不安を隠して平気そうに振る舞うウッディ。

感情を揺さぶられるシーンの連続に心が追いついていかなかった。でも目の前にいるウッディは紛れもなく、私の愛してきたウッディそのものであった。なによりそのことへの安堵で、肩を震わせるくらい泣いていた。

 

ウッディはウッディのままで毎日を過ごしていたことを実感し、ウッディの日々の積み重ねに思いを馳せて泣いた。

久しぶりのウッディとの再会、それだけでもう十分だと思った。

 

そこからフォーキーに執着するボニーに対してアンディーを投影しながら執着するウッディの話。ややこしいな!

おもちゃの視点で冒険するストーリー展開は今までのシリーズを思い浮かべずにはいられない。小さなおもちゃたちの冒険はやはりワクワクしてしまう。同じ映像を繰り返し見ていたオタクにとっては「新規映像多すぎ!ちょっと待って!」という状況になりつつも、このあたりのシーンは比較的平常心で見ていた。

 

そしてボーとの再会。

ボーの描き方に納得できなかったらどうしよう、というのが見る前の最大の懸念点のひとつであったが、すぐに今のボーが大好きになった。

苦労を苦労ともせず、ワクワクする毎日に変えてしまうボーの前向きさとパワフルさ。

一緒にいると勇気がもらえて楽しく過ごせる素敵な人柄。

今のボーは、一生懸命生きてきて辿り着いた姿だと実感できた。だから、これはボーじゃないなんて思わないで済んだことに安堵して、また泣けた。

 

ウッディがそんな輝いている今のボーを見て、自分の現在と気持ちに向かい合ったら、どんな選択をするかなんて分かりたくなくて、でも知りたくて、なんだか集中できないまま、映画は終盤に向かう。

 

決死の思いのフォーキー救出作戦は失敗した。それでもウッディはもう一度フォーキーを取り戻そうとして、ボーたちは呆れて去ってしまった。ボーたちが去っても、バズはウッディのそばにいる。

あぁ大丈夫だ、この後きっとウッディはバズと一緒にフォーキーを助けてボニーの元に戻るだろう。そのあとは今まで通り、バズや仲間たちと一緒に過ごす幸せな日々が待っているだろう。

そんな展開で映画は終わるはずだ、そうでないと、耐えられない…。

 

キラキラした夜の遊園地を舞台に、フォーキーだけでなく、ギャビーギャビーまで救って、ウッディは無事に仲間たちと再会できた。

あぁ、嬉しい。めでたしめでたし…これでおしまい。

…ではなかった。

ウッディは新しい道を選んだ。ウッディはボニーの家には帰らない。

 

ボーと再会した時点で、本当はそうなるんじゃないかとずっと不安だった。その不安が的中してしまい、涙がとめどなく溢れた。

私は、ウッディに、ずっとバズやジェシーやブルズアイやスリンキーやレックスやハムやポテトヘッド夫妻たちと一緒にいて、持ち主に忠実なおもちゃでいてほしかったんだ。

それでこそ私の大好きなウッディだったんだ。

 

でもウッディは、私の想像をはるかに超えて、自分の人生を生きていた。私の知らない人にたくさん出会って、自分のこれからを考えて、新しい選択をした。

 

私はキャラクターに不変を求めていたのだと気付いた時には、もうハンカチは涙を吸い過ぎて汚い布切れと化していた。

アンディーは大人になってしまったけれど、ウッディたちは変わらなかった。だからウッディたちはこれからもずっと変わらないであろう。そうであってほしかった。

トイストーリーのおもちゃたちは、私にとっても子供時代の象徴なのだ。

 

トイストーリー1、2を見ていた時は、私もアンディーくらいの子供だった。おもちゃたちがアンディーがいない時に動いているように、ワクワクする不思議が私の知らない間に周囲で起こっているのかもしれないと夢見ていた。それだけで世界は色を変えて、毎日が輝き出す。アニメーションは魔法だ。

少し周囲から浮きがちだった私にとって、学校は楽しいことばかりではなかったけれど、つらいときはウッディのことを思い浮かべれば大丈夫だった。ウッディはいつだって俺がついてるぜ、って言ってくれるし、そのウッディの相棒のバズだって一緒だ。おもちゃたちはみんな私の心の友達だった。

 

トイストーリー3が公開された時には、私は自分のことを子供とは言えないし、もう大人にならなければいけない頃だった。子供の頃のように夢見ることは少なくなっていて、そのかわりに現実ばかりが目の前には横たわっていた。

アンディーも大学生になり、大人になるところだった。おもちゃたちとの別れのシーンは涙が止まらなかったし、すべてのトイストーリーを愛する人達と同様に、私にとっても特別なシーンになった。今でもアンディーの子供部屋の壁紙柄を見るだけで泣きそうになってしまう。

アンディーは子供時代に別れを告げたけれど、おもちゃたちはボニーのもとで、また同じような日々を過ごしていく。そのボニーが大人になっても、またきっと新しい子供のもとで、一緒に過ごしていくのだろう。

私にとって、これ以上なく幸せで希望のあるラストだった。そうだ、そこで時間を止めてしまいたかったんだ。

ずっと子供でいたいけれど、時間は過ぎていって止まらない。私もアンディーも変わっていくけれど、でもウッディたちはそのままでいてくれるのだ。幸福な子供時代に閉じ込められて。

 

しかし、そうではなかった。おもちゃたちにも私たち同様に時間が過ぎていく。おもちゃたちも、生きていて、変わっていく。

人生とは選択の連続である。小さな選択、大きな選択、色々あるけれども、選択の連続の先に未来があるのである。

私の知っていたウッディならしないであろう選択を、今回のウッディは選んだ。ウッディはびっくりするくらいに生きていて、そして変わった。

 

気づかないふりをしていたけれど、時間は止まってくれない。そのあまりの現実にショックを受けた。

でも、時間が止まってくれないのは寂しいけれど、悪いことばかりじゃないと思いたい。

新しい挑戦は、きっと喜びだって連れてきてくれるはずだ。大好きな仲間と離れても、今度は新しい仲間とのワクワクする出会いが待っているだろう。

ウッディの新しい挑戦の行く先は誰にも分からない。けれど、意を決した選択の先には、プラスになることが待っているだろう。そうだ、ウッディならば必ず、人生を好転させるだろう。

 

バズに背中を押してもらって、ウッディが選んだ道を応援したい。

それはウッディとバズはもう一生会えないかもしれないということで、寂しくて寂しくてたまらない。それは受け止めきれないほどの寂しさだけれど、おもちゃたちが過ごした日々は嘘ではない。だから私はその記憶を大切にとっておいて、宝物のように思い返せばいい。

それでもこの寂しさをどうしたらいいかわからない時には、またいつかウッディと仲間たちが会える日が来るかもと夢見ることにした。勝手かもしれないけど、それくらいウッディは許してくれるはずだ。

 

 

結局エンドロールが終わっても涙は止まらず、恥ずかしくて顔を隠しながら映画館を出た。

映画館を出た先では、トイストーリーのグッズが売られていた。グッズの中ではウッディとバズが並んで立っていて、私に笑いかけていた。

 

ふたりが並ぶことはもうないのかもしれないけど、私も私の人生を生きていくよ。

劇的なことはない毎日だけど、それでもおもちゃたちとの記憶が私の背中を押してくれる日がこれからも確かにあるだろう。

 

幸せをたくさんくれた私の友達へ。

どうか君たちの前に広がる未来が、幸せでありますように。

 

セクゾみのあるディズニーDX配信作品を見よう!

こんにちは。突然ですが、ディズニーデラックスに加入したけれども、とりあえずクイズワールドだけ見て、サービスを持て余しているセクラバさん、結構多いんじゃないでしょうか?

 

健マリちゃんがラジオでアベンジャーズの話で盛り上がっていて、ディズニーオタク兼セクラバの私は、テンションがセクチャン焼肉回だったんですが、アベンジャーズ分からないセクラバさん、多いな!!!!と少し寂しくなって、熱い想いを長文でぶちまけたくなってしまい、筆をとった次第です。

 

ディズニーデラックスで何を見れば…状態になっているセクラバさんに、セクゾみのある作品群を、全力で紹介するぜ!!!

 

なお、すでに見た人が多そうな、定番中の定番作品(アナ雪、アラジン、トイストーリーなど)はなるべく外しています。

 

【トンチキ感じる編】

セクシー=トンチキ、トンチキ=セクシー。

トンチキレベルが世界最高峰でおなじみのセクゾですが、それくらいハイレベルなトンチキ作品が、ディズニーにも存在します。それが、『フィニアスとファーブ』!!!

 

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公式サイトの紹介文はこんなかんじ。

"天才的な頭脳と想像力の持ち主フィニアスとファーブは、ジェットコースターにタイムマシンと様々なものを作って楽しく夏休みを過ごしている。一方、悪の陰謀を阻止し世界を救うのは二人のペットのカモノハシ、ペリー。本当はエージェントPと呼ばれる優秀なスパイなのだ。彼の活躍により平和を保たれた世界でフィニアスとファーブは今日も最高の一日を満喫する。"

 

うーん、この突飛で脈略のなさ、まじでセクシー。カモノハシがペットな時点で意味わかんないのに、しかもスパイってマジでなに?しかも作中で詳細の説明がなく進むのがまたセクシー。

作中はずっと夏休みの気楽な話で、謎にいい曲が毎回流れることでおなじみです。

登場人物全員のキャラクターが濃いのもセクシーを感じずにはいられない。

 

フィニアスとファーブは、ディズニーチャンネルで約130話も放送された超大人気シリーズです。1話につき23分と短く見やすいので、まずは1話見てほしい!

たたみかけられるようなスピード感のあるトンチキ、やたらとスケールがデカいのに軽いタッチで進む超展開は、セクシーたちで覚えがあるはず。

 

★フィニアスとファーブが面白かったらこれもオススメ

→『 ミッキーマウス! 』

 

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同じくディズニーチャンネル作品の4分間の超短編シリーズですが、トンチキ力はフィニアスとファーブに負けず劣らず。キラキラしていることでおなじみのミッキーマウスの仲間たちがディズニーランドでの様子からは考えられないくらいのぶっ飛び具合をキメます。そもそもミッキーたちはアニメーション出身なので、こっちが本来のミッキーたちといっても差し支えないのです、と断言しましょう。地上波では大人しくしてても、実は全員トンチキなSexy Zoneみたいなもの。軽い気持ちで見れるオススメ作品です!

 

【新時代のプリンセス編】

セクラバたちが指す"セクシー"の意味合いに一番近い概念がつまっている作品がちいさなプリンセス ソフィア

こちらもディズニーチャンネル作品です。

 

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公式紹介文はこちら。

" 舞台はエンチャンシア王国。魔法に満ちたこの王国で、ママといっしょに慎ましく暮らしていた普通の女の子ソフィアは、ある日ママの結婚をきっかけにプリンセスになることに!移り住んだお城での新生活は、ワクワクでいっぱい!慣れないことや知らない人々に戸惑う日々ですが、かわいい動物たちやシンデレラなど、ディズニープリンセスたちに助けられ、なんにでも元気いっぱいチャレンジしていきます。"

 

まず最初の紹介文からいままでのプリンセスの伝統を覆しているのが分かるでしょうか。ソフィアは王室の家系に生まれたわけではなく、お母さんが国王と再婚したことによって後天的にプリンセスになりました。

従来の血統主義を否定し、だれでもプリンセスになれるよ、と未来を背負う子供に伝えてくれる製作陣の優しくて強いメッセージが伝わるでしょうか…。もうその時点で嬉しくて泣いちゃうよね…。

ディズニーはプリンセスとはなにか、という価値観を常にアップデートし続けているのですが、ソフィアはその中心にいるプリンセスです。

 

ソフィアの素敵なところを並べてみましょう。

●誰にでも分け隔てなく優しいところ。

たとえばソフィアは周りから疎んじまれているような子たちにも、いつも「お友達になろうよ」と声をかけます。友達のいいところをみつけるのが上手なソフィア。偏見なく自分の目で見た友達を信じて人間関係を構築するソフィアの優しさは、周囲の人をいつも励まし、楽しくしてくれます。

●どんどん新しいことに挑戦して、あきらめないところ。

素敵なプリンセスになるために、ソフィアはなんにでも前向きにチャレンジします。新しいチャレンジは簡単にはいかないことも多いのですが、ソフィアはあきらめません。トライ&エラーを繰り返して素直に学んでいく姿勢は、周りの人も巻き込んだ成長につながっていきます。

●信じた道を進んで、毅然に発言できるところ。

たとえば第一話でソフィアは、今まで男の子がやるのが普通だと思われていたスポーツに「やりたい!」と目を輝かせて挑戦します。善意でやめるよう助言を言ってくる人もいるし、「普通じゃない」ことに対して妨害したり、非協力的な人もいます。それでもソフィアはそんな人たちを押しのけたりするのではなく、毅然と「私はやりたい」と言って努力を重ねます。その姿は周囲の価値観も徐々に変えていきます。

 

あ、これ、完全にSexy Zoneですわ…。ソフィアを見ていると薄汚れた心が浄化して、私も前向きに生きていこうという気持ちが涌いてくるんですよね。これって完全に、Sexy案件ですわ…。

ソフィアシリーズは、ディズニーデラックスにも配信作品がたくさんあってどれを見れば?になるかもしれませんが、一話完結の見やすいシリーズです。まずは「ちいさなプリンセス ソフィア」を順番は気にせずに見てみてください。

 

★ソフィアが面白かったらこれもオススメ

→『プリンセスと魔法のキス

 

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 ディズニーの長編アニメーション。日本では興行収入が振るわなかったので知名度こそ今一歩ですが、2部門のアカデミー賞にノミネートされた完成度の高い作品です。

主人公ティアナはディズニープリンセスとしては初の、アフリカ系アメリカンの黒人プリンセスです。レストランを開くという自分の夢に向かって、強い意志をもって努力し続けるティアナ。アイドルのてっぺんを目指し日々邁進するセクゾちゃんとも重なりますね。舞台がジャズの発祥地のニューオーリンズということもあり、軽快でおしゃれなジャズサウンドが素敵なミュージカル。

 

【美しさに陶酔編】

心を揺さぶられて、目を離せなくなる美しさをもっているSexy Zone。美しいものが大好きな人ならうっとりしてしまうに違いないのが『眠れる森の美女』です。

 

知らない人はいないであろう知名度の高い作品ですが、幼少期に見て以来見ていなかったり、見たことがない人も案外少なくないのではないでしょうか。

ウォルト・ディズニーが手掛けた長編アニメーションはどの作品も美しさのレベルが高いのですが、中でも群を抜いているのが眠れる森の美女です。

 

これに関しては言葉を尽くすより見てもらった方が早い!Sexy Zoneの美しさは見てもらえば分かるのと同様ですね。

とりあえずこれを見てくれ。草花の異様な書き込み、色使いへの異様なこだわりがわかりますでしょうか?

 

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執着ともいえる美しさへのこだわりをひしひしと感じます。まさに一瞬一瞬が絵画なSexy Zoneのようです。ちなみにSexy Zoneの美って、はっきりした強さのある美しさだと感じるのですが、美しさの系統も似ています。

あと、オーロラ姫って「美しさ」「美しい歌声」を生まれた際に妖精から贈られており、16才まではローズという名前で育つんですよね。う~ん、これまたセクシーみを感じずにはいられない…!薔薇は美しさの象徴なんです。

 

★眠れる森の美女が好きならこちらもオススメ

→『紙ひこうき』

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シュガーラッシュとの同時上映だった6分半の短編アニメーション。白・黒・赤のコントラストが美しい、ロマンチックな作品です。登場人物は誰一人話さず、BGMも最小限で進むのに、物語性もバッチリ。計算され尽くした高い芸術性に感嘆してしまう作品です。近年の同時上映の短編アニメーションは、この作品に限らず芸術性と完成度の高い作品が多いのでオススメです。

 

【世界を救うヒーロー編】

正直ここまでの長文はオマケで、この話がしたかったんだ!!!!!

そう、マーベルの話である!オススメしちゃう理由は明確で、「セクシーたちもハマってるし、それくらいにマジで面白いから!」なのです!世界興行収入のトップ10のうち、5作品がマーベルなんだよ、マジで!

 

そもそもマーベルって何?アベンジャーズって何?ってかんじの方もいらっしゃるかと思います。マーベル映画はマーベルという出版社の漫画(アメコミ)を原作とした映画作品のことを指します。

ディズニーデラックスで配信しているマーベル作品はMCUマーベル・シネマティック・ユニバース)作品と呼ばれており、この作品のなかにアベンジャーズがあります。

(※ちなみにマーベルは権利をもっている配給会社がめちゃくちゃややこしく、現時点では有名なデッドプールとかX-MENとかはMCU作品ではありません。)

 

MCUのスーパーヒーローたちはそれぞれが普段は別に活動しており、それぞれの出演作品があります。アベンジャーズはそのスーパーヒーローたちが一堂に会する作品でございます。要するにカウコン。

 

MCU作品は全23作品あり、以前の作品と関連性を持ちながら進んでいきます。この時点で見る気なくしますよね、23作品って!しかし関連性はそこまで強くなく、単独で見ることができる作品もあります。

なのでMCU民はそれぞれが「MCUはここから見始めて、こういう順番でみるべき」という主張をもっていて、ネットで検索するとみんな言ってることがけっこう違います。初心者はまずそこで「なんかめんどくさいから見なくていいや」になりがち。

 

そこで私はあえて言いたい、マーベル見るならアベンジャーズ インフィニティー・ウォー』からだと。

 

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MCU民としては意味の分からない順序ですが、ジャニオタが見るならここから始めるのがいいと思います。ほかのMCU作品との関連性が非常に高い作品なので、正直半分くらいしかストーリーが分からないと思います。

でも、一番ヒーローが大集合しているのがこの作品。なんだか話が分かんなくても『推せそう』なヒーローがきっといます。言動・ビジュアル・行動・性格などから推せそうな片鱗を人物から嗅ぎ取ってしまうのがオタクというものです。

そしたらその推し候補のヒーローが出てくる作品をとりあえず見てみるという逆行パターンのMCU履修はオタク的には手っ取り早いはず。もしそれでハマったら見る作品を増やしていけばいいだけの話。

 

MCUを履修するつもりはなくても、アベンジャーズ インフィニティー・ウォーを見れば、セクシーたちが名前を挙げてたヒーローたちは全部出てきます。それだけでも「あ、このキャラクターの話をしてたんだ」とテンションが上がるはず。「これが聡ちゃんがアベンジャーズならって、言われてたブラックウィドウとハルクか」「これがキャプテン・アメリカね、たしかにマリウスにちょっと似てるかも」それだけでもおつりがくる楽しさだと思います。

 

なお、MCU23作品のうち、ディズニーデラックスでは今後配信予定のものを含めると、17作品を見ることができます。これはほかの配信サービスの中でもいちばん多いので、MCU履修には一番おすすめなのがディズニーデラックスです。

 

ここからは完全におまけですが、私だったらこのメンバーならこのヒーローだな、をラジオの話題になっていたように妄想してみました。これめちゃくちゃ楽しいぞ!

※( )内は登場する作品シリーズ名

 

勝利君→ガモーラ(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

ラジオではスパイダーマンといわれてたけど、私の解釈ではスパイダーマンは聡くんかな~。ガモーラは過酷な運命のもとに育ち、周囲の人から理不尽な目に遭わされてきたのに本当に優しいヒーローです。

ガモーラはなんといっても強く・美しく・真面目で・芯が強くて・正義感が強い!

自分は後回しにして、世界や仲間のために動くところも、メンバーやスタッフやファン思いの勝利君と重なります。

勝利君を見ているとなんて気高くて美しい魂をもった人なんだ、といつも思うのですが、ガモーラにもそう感じます。

 

健人君→キャプテン・アメリカスティーブ・ロジャースキャプテン・アメリカ

正義のためにまっすぐひたむきに走る、紳士なヒーロー。

ただ正直ね、健人君にキャプテン・アメリカっぽさはそんなにない。でも、風磨君がアイアンマンなので、健人君はキャップなんですよ!!!分かりますか?わからなくても、観ればわかるようになりますよ。ラジオで「関係性から考えるとおれがキャップなんだって」って言ってた健人君の発言の意味が分かり、それを健人君が言ったということにテンション上がりまくりますからね!

MCU、最高にアツいコンビがたくさんあるので、コンビやシンメをこよなく愛するジャニオタのみなさんになら刺さるコンビがいるはず。

ふまけんが好きなら、アベンジャーズシリーズと、キャプテン・アメリカ シビル・ウォーを観てくれ。アイアンマンとキャプテン・アメリカは性格は正反対なのに、一緒に戦うと最高に最強。そして不仲時期があったりするので、実質ふまけんです。

 

風磨君→アイアンマン/トニー・スターク (アイアンマン)

頭脳明晰で、めちゃくちゃモテる大富豪ヒーロー。一見軽薄なビジュアルと言動をするけれども、実は誰より熱いハートで世界を守ろうと、陰でめちゃくちゃ頑張るヒーローです。MCUシリーズ最初のヒーローであり、シリーズの柱となるキャラクターです。はい、完全に風磨君ですね。

しかもキャップていうシンメがいるからね。アイアンマンは、キャップと見つめあうと素直におしゃべりできないんだよね…。そういうことなんですよね…。

ちなみに、アイアンマン1は権利の問題でディズニーデラックスに入っていないので要注意。アマゾンプライムで見れます。2と3はディズニーデラックスで見れます。

 

聡くん→スパイダーマン/ピーター・パーカー (スパイダーマン

ãã ã»ãã©ã³ã ï¼ï¼£ï¼Marvel Studios 2017. ï¼ï¼£ï¼2017 CTMG. All Rights Reserved.

親愛なる隣人ことスパイダーマン。とっても優しい心をもった、等身大で親しみやすさナンバーワンのヒーローです。セクゾのなかで、親しみやすい優しさのあるメンバーといえばやっぱり聡くんでしょう。

神や魔法使いなどの超人の多いアベンジャーズの中で、スパイダーマンはただの高校生。憧れのヒーローに会えたり、スーパーパワーにはしゃぐオタクっぽい可愛さは、ジャニオタとしての聡くんと重なるものがあります。

スパイダーマンは繰り返し映画化されている人気ヒーローで、3つの実写バージョンがあります。その中でもMCUスパイダーマンは、ぶっちぎりの可愛さで世界中から愛されています。かわいいがだれより似合う聡くんは、やっぱりスパイダーマンでしょう!

ちなみに、MCUスパイダーマンの単独作品である『スパイダーマン ホームカミング』はこれまた権利の関係でディズニーデラックスで見れないので要注意。Netflixで見ることができます。

 

マリウス君→ブラックパンサー/ティ・チャラ (ブラックパンサー

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マリウス君自身も好きな映画と雑誌で言っていたのを読んだことがあるのですが、それも納得の作品です。(いつのどの雑誌か忘れましたが…)

MCU作品のなかではアベンジャーズを除く単独作品としては世界興行収入の一番高い、記録的大ヒット作品。どうしてこんなに流行ったかというと、単純に映画としてのクオリティがめちゃくちゃ高いことに加えて、社会的な意義の高い作品になっているからです。差別の対象であるマイノリティーの人種・女性が平等に扱われて活躍していて、自国の利益だけを考える体制にNoを唱える作品です。完全にマリウス君と共鳴するところがあるのが分かるでしょうか?

ブラックパンサーは王子として恵まれた立場にある人ですが、その立場や持っている力をいかに人々のために使うか、を常に考えて実践しています。これも完全にマリウス君のもっている精神性に近いですよね。ブラックパンサー、めちゃくちゃオススメ作品です。

 

好きなだけ書いていたら約7,000字とやたらと長くなりましたが、もしここまで読んでくださった方がいたなら本当にSexy thank you!それでは楽しいセクラバライフ・ディズニーデラックスライフを!